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住宅ローン変動金利のメリットとデメリット
変動金利型とは、その名前の通り、住宅ローン契約期間中、一定期間ごとの住宅ローン金利が見直されるというタイプの金利タイプです。住宅ローンの金利タイプの中では固定金利型とならび、メジャーな方法です。
変動金利の特徴
変動金利は住宅ローンの借入期間中、世の中の金利変動に応じて住宅ローンの金利も見直しされるというタイプの金利型になります。通常は、金融機関(銀行)が優良企業に対して貸し出す短期プライムレートという金利に連動させることが多くなっています。金利の見直しは年に2回行われます。
変動金利のメリット
変動金利のメリットは固定金利と比べた場合、2008年現在、金利が低めに設定されていることが多いということが挙げられます。つまり、以後金利が変動しないと仮定した場合、固定金利よりも低い金利で返済をしていくことができるということになります。
また、今後市場金利(短期プライムレート)が下がると予想され、実際に金利が下がった場合、住宅ローンの金利もそれに応じて下がりますので、負担額が少なくすむようになります。
変動金利のデメリット
変動金利タイプ最大のデメリットは、今後のローン支払計画が不透明になるということが挙げられます。例えば、2000万円の住宅ローンを組んだ際、金利が年2%であれば、金利負担分は年40万円ですが、これが変動して年6%にまで上昇した場合、年間の金利負担は120万円にまでアップしてしまいます。
このため、毎月の返済額によっては、借入元本が一向に減少しない状態や、むしろ借入総額が増加してしまうというリスクもあります。
今、金利が低いからという理由だけで変動金利を選んでしまいますと、今後もしも金利が大きく上昇した場合への備えが不十分であると一気にローン地獄に陥ってしまうリスクもあります。
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