住宅ローン比較.com>住宅ローンの申込・審査>住宅ローンの審査基準>勤続年数・勤務先
このページにはプロモーションが含まれます
勤続年数・勤務先と住宅ローン審査
大きな落とし穴となりがちなのが住宅ローン審査における勤続年数です。近年は雇用の流動化が進みキャリアアップのために転職を繰り返す人もいます。最低年収は大きく超えているのに勤続年数が短いから住宅ローンの審査に通らないということもありえます。なお、住宅金融支援公庫(旧住宅金融公庫)には勤続年数審査はないとされています。
また、自営業者さんや会社経営者などは特に会社の業績も見られます。会社業績が赤字であったり、芳しく無い場合、特に銀行系の住宅ローンでは審査上大きくマイナスとなります。
長期間の勤続は信用の証。勤続年数は審査で重視される
住宅ローンだけでなく、多くのローンに言えることではありますが、勤続年数が長いということは多くの金融機関において、信用力とみなされます。金融機関(ローンの貸し手)にとっては、契約者の今の年収やポスト(役職)も信用度を測る項目としては重要なのですが、住宅ローンのように今後継続して何十年も支払を続けていく項目ですから、今だけでなく、将来もきっと大丈夫であろうという人に対して与信を与えることになるのです。
ですから、外資系企業などに多く見られる年収は高いけれども数年単位で職を変えているという人は、住宅ローンの審査という項目で見れば、高い信用度を得ることは難しいとされています。
一般的には「3年間」が一つの目途と言われています。
また、職業においても公務員や一部上場企業などはより信用度が高く、中小企業、自営業、会社経営者(一部除く)などは逆に信用度が低いと審査時点で見られる場合があります。
なお、フラット35の場合は勤続年数は関係なく、申込が可能となっています。
ちなみに、2011年に国交通省が実施した「民間住宅ローンの実態に関する調査」によると、勤続年数は95%を超える金融機関が審査において考慮すると回答しています。
これをみるとヘッドハンティングのような「プラスの転職」であっても住宅ローンの審査という観点からはマイナスのようです。
会社の業績・規模
一般に名前の知られている会社や一部上場企業、公務員などの場合はほとんど関係の無い項目ですが、中小企業の場合などは会社自体の業績や規模についても審査対象となることがあります。
特に、業績が収入に直結する会社経営者の場合は、会社の業績自体も審査の対象となります。会社に赤字がある場合などは審査が一気に厳しくなる場合があります。関連情報としてコラム「自営業者・会社経営者はフラット35がお得?」もご覧下さい。
また、ローンの審査上はかわらなくても、住宅ローンにおける諸費用である「保証料」が変わることがあります。おおっぴらに銀行がすることはありませんが、一定以上の条件や規模を満たしている場合や、それに加えて年収が一定以上ある場合には保証料が無料になるなんてことがあります。
その一方で、勤続年数は重視すると回答された「民間住宅ローンの実態に関する調査」では、勤務先の規模を見ると回答した金融機関は3割程度となっており、そこまで重要視される項目ではないということもできるでしょう。
管理人イチオシの住宅ローン
・住宅ローンの利用条件
・住宅ローン申込時の必要書類
・住宅ローン申込と頭金
・住宅ローン事前審査と本審査
・住宅ローンの審査基準
|-銀行とフラット35の審査基準
|-物件審査
|-借入限度額
|-最低年収
|-返済比率
|-勤続年数
|-年齢・完済時年齢
|-カードローン利用状況
|-銀行の利用実績
|-健康状態
|-事故情報の有無
・住宅ローンの審査に通らない理由
・住宅ローン融資可能額と年収
|-収入合算で多く借りる
・住宅ローンとマイホームの費用
|-保証料
|-事務手数料(住宅ローン)
|-団体信用生命保険料
|-火災保険料
|-繰上返済手数料
|-つなぎ融資・金利・手数料
|-印紙税
|-登録免許税
|-不動産取得税
|-固定資産税
|-都市計画税
・住宅ローンの審査に関するQ&A
住宅ローンの人気ランキング。あなたにピッタリの住宅ローンを比較・ランキング!
住宅ローン総合ランキング
新しく住宅ローンを組む方におすすめの住宅ローン。
借り換えローンランキング
住宅ローンの借り換えをご検討中の方におすすめの住宅ローン
リフォームローンランキング
中古住宅、中古マンションにお勧めのリフォーム費用一体型住宅ローン
>>変動金利ランキング
>>10年固定金利ランキング
>>35年固定金利ランキング
住宅ローントピックス
最新の住宅ローンに関するニュースやトピックスを解説しています。
・メガバンクで借りるメリット、デメリット
・マイナス金利で住宅ローン金利は?
・住宅ローンでネット銀行の口座増加
・ネット銀行、対面ローン販売開始
・住宅ローンでキャッシュバック?
・国債格下げと住宅ローン金利
・運営者情報
・プライバシーポリシー
・リンク集