住宅ローン比較.com(HOME)住宅ローン最新トピックス>ネットバンク系住宅ローンが抱える問題点 (2012年12月1日)

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ネットバンク系住宅ローンが抱える問題点

ネットバンク系が住宅ローンに攻勢を強めており、残高を伸ばしています。ソニー銀行、住信SBIネット銀行などが低金利の住宅ローンを武器に契約数を伸ばしているわけですが、こうしたネットバンク系住宅ローンに問題はないのでしょうか?

 

審査に時間がかかるのは理解した上でのローン設計を

まず、ネットバンクは地場の地方銀行などの場合と比較して、契約者に対する情報が少ないのが普通です。場合によっては口座すらない場合もあるでしょう。そのためどうしても「調査」に時間がかかってしまいます。
また、書類なども郵送が多く、確認に時間がかかりやすいです。

一方の地銀などの場合、過去の預金データなどの情報が使える場合もありますし、なんといっても物理的距離が近いので書類等のやり取りもスムーズです。

このため、審査のために1か月以上の時間がかかるようなケースも多いようです。住宅探しから先にはじめてしまうと

 

「預金金利の低さ=審査の厳しさ」という側面も

ネットバンク系の住宅ローンは地場銀行などと比較してもかなり「安い」ケースも多くみられます。ただ、金利が安いということはそれだけ、審査が厳しくなるということを意味しています。

もちろん、金利が安い理由には「ネットバンクのメリット」などに挙げられているように、店舗等の事務経費の低減による部分もあるかと思います。
しかしながら、それだけでなく、ネットバンクにとってリスクの低い(信用リスクの低い)人にしか融資をしないという側面もあろうかと思います。

そのため、審査の面では実は意外と厳しいという感想もチラホラ聞きます。

 

仮審査はある程度進めておきましょう

こうした点も踏まえると、ポイントは複数の銀行(ネットバンク)である程度の審査までは前もって進めておくというのも良いかと思います。

また、申し込みの前に最低でも銀行口座(預金口座)くらいは作っておくというのも手かもしれません。口座を作っておけば、最初の流れはスムーズに進みますし、確実ではありませんが口座取引実績があれば、ローン審査なども有利に進むことがあるかもしれません。

2012年12月1日 しょう

 

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