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夫婦ペアローンの特徴、使い方

単純にペアローンと言われることもあります。共働き夫婦などが利用できるローンで、夫と妻がそれぞれの持ち分に応じて住宅ローンを組むというローンです。2本の住宅ローン契約を結び、それぞれがローンを返済していきます。それぞれが住宅ローン減税が利用できるほか、ライフステージに合わせたローンプランニングが可能となります。

 

夫婦ペアローンとは?

夫婦ペアローンは夫婦が「それぞれ」で住宅ローン契約を結びます。

夫:2000万円、固定金利1.5%、30年返済
妻:1000万円、変動金利0.6%、10年返済

以上のように夫婦がそれぞれで異なるローンを結ぶことができます。

 

夫婦ペアローンのメリット

夫婦ペアローンを利用する上でのメリット(長所)を紹介します。

1)住宅ローン減税が利用できる
夫婦がそれぞれローンを組んでいるので、住宅ローン減税(控除)を夫と妻がそれぞれ利用できます。

たとえば、上記の例の場合、夫は2000万円分、妻は1000万円分のローン残債があるので、これに応じて住宅ローン減税を利用できます。
住宅ローン減税はあくまでも所得税(住民税)が減税されることになりますので、年収によっては減税しきれないことがあります。そした減税分は「消えてしまう」ことになるのでもったいないです。

夫婦ペアローンのような形にしておけば、それぞれの所得税(住民税)を減税でき、減税枠を無駄なく使える可能性が高くなります。

 

2)ライフスタイルに合わせたローンプランが組める
たとえば、上記の例のように妻のローンを変動金利にしておきローン負担を低くしておき、妻が働く間に短期返済し終えるといったようなプランを組むことができます。変動金利と固定金利を組み合わせるなどして金利リスクを分散することも可能です。
なお、こうしたプランの考え方については「初期重点返済型の住宅ローン返済プラン」でも紹介しています。

 

夫婦ペアローンのデメリットやリスク

夫婦ペアローンを利用する上でのデメリットやリスクを紹介します。

1)事務手数料が二重にかかる
住宅ローンを2本組むことになりますので「事務手数料が2本分」かかることになります。一般的には1本の住宅ローンを組むよりは割高となります。
住宅ローンの事務手数料については「こちら」で詳しく解説しています。

 

2)妻の退職などがリスク要因となる
夫婦ペアローンはしっかりとしたライフプランの上で決めるべきです。
近々で子どもを望む(それによって妻の退職や収入減の可能性がある)というのであればそれを考慮した上で夫婦ペアローンを組むか、あるいはペアローンは辞めておくと言うことを考えるべきです。

なお、ペアローンを組んでおき、その後妻が退職し、夫が妻の分のローンを払うと言う形になると、その分は「妻への贈与」とみなされて場合によっては贈与税などが課せられる場合があります。

 

3)離婚時など持ち分に関するトラブルが生まれやすい
ペアローンにするということは拠出額に応じて住宅を共有持ち分(共有名義)とする必要があります。特に大きなトラブルになるのが「離婚時」の使いです。
ペアローンの場合、完済しないければ名義の変更がローンの関係上難しいため、共有名義のまま離婚となるケースが多いです。

この場合、お互いの持ち物であるため売却がしづらい、うまく合意が取りにくいといったトラブルにつながることもあります。

 

夫婦ペアローンが利用できる銀行

主要な銀行ではペアローンの利用については受け付けています。

  1. 住信SBIネット銀行(夫婦ペアローン)
  2. ソニー銀行(夫婦ペアローン)
  3. 新生銀行(夫婦ペアローン)

 

 

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