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フラット35の利用が減少、政策優遇縮小・変動金利シフト

フラット35を取りまとめる、住宅金融支援機構が2014年1月17日にまとめたフラット35の利用状況を見ると、2013年の利用者数は2012年を約2割下回る水準だったということです。不動産購入が活発だったにも関わらずフラット35の利用はかなり振るわなかったようです。

 

原因は政策上の優遇縮小と利用者の変動金利シフトか?

フラット35とは民間銀行と住宅金融支援機構が共同で実施する住宅ローンです。詳しくは「フラット35とは?」というページをご覧ください。

フラット35が低調な理由は大きく二つあったと思います。一つは政策上の優遇の縮小。もう一つは利用者がより金利の安い変動金利にシフトしたということです。

政策上の優遇については、2012年にはフラット35Sエコなどのエコ住宅への優遇金利の適用幅が大きく、また被災地向けの金利支援策もありました。
2013年にはそれが失われたことで、相対的な金利メリットも小さくなったのでしょう。

現に、2014年1月の住宅ローン金利の場合
住信SBIネット銀行35年固定金利:2.37%
フラット35の金利:1.80%

となっています。金利差があるように思われますが、後者のフラット35には団信(団体信用生命保険)が入っていません。それを加味(0.3〜0.4%程度)するとフラット35の金利はおよそ2.10%〜2.20%と銀行の固定金利とさほど差がありません。

繰上返済などの使い勝手は民間銀行のローンの方が融通が効くことが多いので、フラット35の優位性が低くなったのでしょう。

もう一つの理由は変動金利へのシフト。

固定金利と比較して変動金利の安さは際立っています。2014年1月はソニー銀行変動金利は0.599%です。これと比較するとフラット35の金利は相対的に高く変動金利に流れたという事情もあります。

2014年以降のフラット35

そうはいっても、アベノミクスによって将来的な金利上昇も視野に入っており、金利上昇にともなうリスクを回避しようという流れも出てきています。
こうなってくると長期固定金利という魅力があるフラット35に対しての需要も高まる可能性もあります。

個人的にはフラット35、もう少し使い勝手が良くなると利用者も増えると思うですけどね。

2014年1月21日 しょう

 

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