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住宅ローン「固定金利型」の人気が高まる(2013年3月21日)

近年の住宅ローンでは金利の安い「変動金利型」が圧倒的な人気を誇っていました。しかしながら、「アベノミクス」による金利上昇を見越して、変動金利から固定金利型にシフトする人や、固定金利を最初から選択する人が増えているということです。

 

新規利用者は固定金利の割合が52%へ6ポイント増加

住宅金融支援機構が2013年1月に実施した調査では、新規に住宅ローンを設定した人で固定金利を選択した人の割合は2012年12月と比較して6ポイント増の52%と過半数を超えているそうです。

また3月15日東京新聞朝刊によると、三井住友信託銀行では借り換えによって固定金利を利用するという人が増加傾向にあるということです。

 

金利の先高感がある一方で足元の住宅ローン金利は低下

株高など、アベノミクスの効果を感じさせる影響がある一方で、住宅ローンの金利指標である長期金利(長期10年国債金利)は低下中。
このままだと2013年4月の住宅ローン金利はさらに下がる可能性すらあります。

現時点で固定金利を選択するべきか、それとも変動金利をまだまだ活用すべきなのかは判断が難しいところですが、変動金利と固定金利の金利差(スプレッド)はかつてない水準にまで小さくなっています。

たとえば「ソニー銀行住宅ローン」では、2013年3月の変動金利が1.121%、10年固定金利が1.499%とその差はわずか0.378%しかありません。
このくらいの差なら、将来の金利上昇リスクを考えると先に固定金利でローンを組んでおくというのもリスク管理の面からはただしいかもしれませんね。

 

住宅ローンの各種金利タイプごとのメリットとデメリット比較

各種住宅ローンの金利タイプ別の長所と短所をまとめています。住宅ローンの金利について詳しく知りたい方は「住宅ローン金利の種類」もご参照ください。

  長所 短所
変動金利 初期金利が安い 将来金利が上昇すると返済額が急増するリスクがある。
固定金利 金利が変わらないので、将来の返済額の変動がない。金利上昇リスクがない。 初期金利が変動金利と比較して高い。
固定金利選択型 一定期間の間固定金利のメリットを享受することができる 固定期間終了後は変動金利になる。
段階固定金利 住宅ローン返済初期のローン返済額を抑えることができる。 将来は確実にローン返済額がアップするので、どんどん返済が苦しくなる。
金利ミックス型 変動金利と固定金利の両方を使うことで、それぞれの長所を利用できる。 ローン管理が大変。また住宅ローン設定時の手数料などが高くつくこともある。

2013年3月21日 しょう

 

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